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こんにちは。札幌市白石区平和通にある歯医者「平和通り歯科医院」、院長の杉澤です。

子どもの健康や発育において見落とされがちな問題のひとつに、口呼吸があります。鼻ではなく口で呼吸をするクセがつくと、見た目や言葉の発音、さらには全身の健康にまで影響を及ぼすことがあります。
しかし、「口で息をしているだけだから大した問題ではない」と考える方もいるのではないでしょうか。実際には、口呼吸は単なる呼吸方法の違いではなく、子どもの成長にさまざまなリスクをもたらす可能性があるのです。
この記事では、子どもが口呼吸をする原因、その影響、そして口呼吸を改善するための具体的な対策について詳しく解説します。
目次

正常な呼吸は、鼻から空気を吸い込み、ゆっくりと鼻から吐き出すことを繰り返す方法です。特に、成長期の子どもは、正しい呼吸方法を身につけることが発育や健康に大きな影響を与えます。
また、空気を体内に取り入れる際は、酸素だけでなく細菌やウイルス、ほこりなど、空気中を舞う汚れなども入ってきますが、鼻呼吸の場合は鼻毛や鼻の粘膜がフィルターの役割を果たします。このため、清潔な空気を体に取り入れることが可能です。
空気を加湿・加温する役割もあるので、鼻呼吸は喉や肺への刺激を抑える意味でも重要です。

子どもが口呼吸をする原因はいくつかあり、単一の要因だけではなく複数が絡み合っていることもあります。ここでは、口呼吸の主な原因について解説します。
病気が原因で口呼吸が起こるケースも多いです。例えば、風邪やインフルエンザのような一時的な病気に加えて、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎など、鼻づまりを引き起こす病気は少なくありません。鼻が詰まっていると鼻での呼吸では十分に酸素を取り込めないので、口呼吸に移行しやすくなります。
うつぶせ寝、舌を出す癖、頬杖、猫背などの問題があると、口が開きやすくなります。また、指しゃぶりや唇を噛む癖、舌を押し出す癖などがあると、無意識のうちに口が開くことがあります。これにより、口呼吸をするようになるお子さまも少なくありません。
舌の位置が低いことや舌の使い方が間違っていることも、口呼吸の一因となります。本来、舌は上顎にぴったりとついているのが理想です。
しかし、舌が下がっていると、上顎への刺激が少なくなるため成長が促されず、これによって鼻腔が狭くなることがあります。鼻での呼吸がしにくくなり、口呼吸につながる可能性もあるでしょう。

口呼吸は、見た目だけでなく健康にもさまざまな影響を与えます。以下に、口呼吸が引き起こす代表的な問題を紹介します。
口呼吸によって口の中が乾燥すると、唾液の自浄作用が低下し、細菌が繁殖しやすい環境になります。これにより、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
口呼吸をしていると、鼻毛や粘膜によるフィルターが働かず、空気中のホコリや花粉、ウイルスなどが直接体内に入ります。その結果、アレルギー症状や風邪、インフルエンザなどの感染症を発症するリスクが高くなるでしょう。
口呼吸によって慢性的な酸素不足や睡眠の質の低下が引き起こされると、集中力や記憶力にまで悪影響を及ぼす可能性があります。特に、成長期の子どもにとって、質の高い睡眠と日中の集中力は、学習成果に直結する大切な要素です。
睡眠中も口呼吸をしていると、いびきや睡眠障害などをともなう可能性があります。睡眠の質が悪くなると日中の眠気が強くなり、集中力や記憶力の低下にもつながるでしょう。
集中力や記憶力の低下は、学校の成績に直接的な影響を及ぼすことも考えられます。イライラしやすくなるなど、友人関係に影響が出る可能性も否定できません。
口呼吸をしていると、口周りの筋肉が適切に使われないため、発達しなくなることがあります。これにより、顔がやせ細り、全体的な顔のバランスが悪くなるケースもあるでしょう。
口呼吸は、いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因にもなります。口が開いた状態だと、舌が喉の奥に落ち込みやすくなり、空気の通り道が狭くなります。その結果、睡眠中にいびきをかいたり、呼吸が止まったりすることがあるのです。
いびきや睡眠時無呼吸状態は、子どもの睡眠の質を著しく低下させる原因になります。日中の眠気や集中力の低下、さらには発育の遅れにもつながるため、放置すべきではないでしょう。

子どもの口呼吸を改善する方法は、家庭でできるトレーニングから病院での治療までさまざまです。早い段階で気づいて対処することで、成長にあわせて無理なく改善していけるでしょう。
ここでは、こどもの口呼吸を改善するための方法について解説していきます。
もっとも基本的な改善方法は、子ども自身に鼻で呼吸をする意識を持たせることです。日中、鼻で息を吸う・吐く意識をさせたり、口呼吸をしているのを見つけたら声をかけたりすることで、鼻呼吸への意識を高められます。
就寝時に口が開いてしまう場合は、医療用テープなどで口を閉じてあげると良いかもしれません。
舌は本来、歯の裏側に軽く当たっているのが自然な位置です。舌の位置が下がっていると、口がポカンと開きやすくなります。お子さまに、意識的に舌を上顎につけるよう声かけをしてみましょう。
なお、舌の位置を正しく保つためには、口の中の筋肉や舌を鍛える必要があります。口腔筋機能訓練(MFT)を取り入れると、適切な舌の位置を覚えやすくなるでしょう。
自宅で簡単にできるトレーニングなので、歯科医院で指導を受け、取り組んでみるのも検討してみてください。
姿勢が悪いと、口呼吸のリスクが高くなります。特に、猫背やうつ伏せ寝などの姿勢は、顎の位置を不自然にし、口が開きやすい状態を作ります。そのため、日常生活の姿勢に注意を払い、正しい姿勢を意識することが重要です。
睡眠環境も影響することがあるので、寝具や枕の高さなども見直してみると良いでしょう。
習慣の改善が難しい場合や、耳鼻咽喉科などでの治療が必要と判断された場合、歯科医院や耳鼻科への相談も検討しましょう。治療内容は、お子さまの状態によって異なりますが、耳鼻咽喉科でのアレルギー治療や、口周りの筋肉を鍛えるトレーニングなどが行われることもあるでしょう。
特に、口周りの筋肉のバランスを整えたり、口周りの悪い習癖(口腔悪習癖)を改善したりすることは、口呼吸の改善に非常に効果的です。口腔筋機能療法(MFT)というトレーニングを受ければ、口呼吸の改善にも効果が期待できるので、一度相談してみましょう。

子どもの口呼吸は、虫歯や風邪などの感染症につながったり、睡眠の質が低下することから集中力も低下したりするなど、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。原因は鼻づまりなどの病気だけでなく、生活習慣や癖、舌や口周りの筋肉の問題など多岐にわたります。
早期に原因を特定し、適切な改善方法を実践することが、お子さまの健やかな成長のためには何より重要です。お子さまの健康な成長のために、ご家庭でできる取り組みから始めてみましょう。
お子さまの口呼吸にお悩みの方は、札幌市白石区平和通にある歯医者「平和通り歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院は、虫歯治療などの一般歯科からインプラントまで、10年後、20年後の健康と笑顔のために歯科医療に取り組んでいます。診療案内ページはこちら、インターネット予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。
医療法人平和通り歯科医院は10年後、20年後の健康と笑顔のために、これからも皆様にとって良質な歯科医療に取り組んでいます。ご予約・ご相談はお気軽にどうぞ。
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