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こんにちは。札幌市白石区平和通にある歯医者「平和通り歯科医院」、院長の杉澤です。
インプラントは、適切なメンテナンスを行えば20年以上使い続けられるといわれています。
しかし、メンテナンスが不足していたり悪い習慣があったりする場合には、寿命が短くなる可能性があります。インプラントを長く使い続けるためには、どうすれば良いのでしょうか。
今回は、インプラントの寿命や寿命が短くなる原因、長持ちさせるためのポイント、脱落したときの対処法などについて解説します。
目次
インプラントは、適切なケアやメンテナンスを行えば20年以上使い続けることも可能です。
しかし、インプラントの寿命は一律ではありません。インプラントの寿命には、患者さま自身の口腔内の環境や全身状態、生活習慣などが大きく関わっています。場合によっては早期に抜け落ちる可能性もあるため、メンテナンスが非常に重要といえるでしょう。
当院では、一生使い続けられるインプラントを想定して治療・メンテナンスを行っています。当院で最初にインプラント治療をしたのは院長の祖母ですが、治療後28年経過で健康に保っています。
インプラントの寿命が短くなる主な原因は、以下のとおりです。
インプラントメーカーは複数あり、歯科医院によって取り扱う製品が異なります。治療を受ける際には、実績が豊富な歯科医院や高品質なインプラントを選択することが重要です。
インプラント治療を受けた後には、定期的にメンテナンスを受ける必要があります。メンテナンスを怠った場合には、歯周組織の異常などを発見できずに早期に寿命を迎える可能性もあります。
インプラントの状態を良好に維持するためにも、歯科医師の指示通りに定期的に受診することが大切です。
インプラント周囲炎とは、人工歯根を埋入した周辺組織に炎症が起こる病気のことです。定期的なメンテナンスや日頃のケアが不十分な場合には、インプラントが抜け落ちる可能性も考えられます。
インプラント手術の際には、噛み合わせを調整することが一般的です。
しかし、噛み合わせは時間の経過とともに変化するため、定期的に確認・調整する必要があります。噛み合わせが悪い状態に気づかすに生活を続けていた場合、埋入した人工歯に過度な負担がかかる可能性が考えられるでしょう。
その結果、破損や脱落などのリスクが生じることがあります。
歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合も同様に、インプラントに過度な負荷がかかりやすくなります。日頃から歯ぎしりや食いしばりの習慣がある方は注意が必要です。
負担がかからないように噛み合わせを調整したり、就寝時にマウスピースを使用したりすることが有効です。
タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮させて人工歯根と骨との結合を妨げます。また、喫煙習慣がある場合は口内環境が悪化しやすいため、インプラント周囲炎のリスクが高くなります。
インプラントを長持ちさせたいのであれば、禁煙するか、本数を減らすのが望ましいでしょう。
糖尿病の数値が高いと、歯周病のリスクが上がり、インプラント周囲炎のリスクも高まります。糖尿病と歯周病は相互に関係しあっており、糖尿病患者は歯周病にかかりやすいことがわかっています。
インプラントを長く保つためには、糖尿病の管理を徹底することも重要なのです。
インプラントの寿命を長くするには、適切なメンテナンスやケアが重要です。ここからは、インプラントを長持ちさせるためのポイントについて解説します。
インプラントの寿命を長持ちさせるためには、歯科医院選びも重要です。歯科医師の技術はもちろん、安全性の高いインプラントを採用している医院を選ぶことが大切です。
インプラントは高額な費用がかかる治療ですので、できるだけ治療費を抑えたい考える方もいるかもしれません。
しかし、歯科医院を選ぶ際には、価格だけでなく治療の実績や内容についてしっかりと確認することが大切です。また、ガイドデントのような第3者機関の保証制度が整っている歯科医院を選ぶこともポイントのひとつです。
インプラント自体は人工歯ですので、虫歯になることはありません。
しかし、口内環境が悪ければ歯周病やインプラント周囲炎のリスクは高まるでしょう。そのため、毎日の丁寧なセルフケアを心がけることも、寿命を延ばすためには重要です。最も効果的なのは、毎食後の歯磨きを徹底することです。
インプラントを長期間にわたって維持するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。必ず歯科医師の指示通りに、定期的なチェックやクリーニングなどのメンテナンスを受けるようにしましょう。
定期的なメンテナンスでは、噛み合わせのチェックや調整を行うことも一般的です。また、インプラントの保証を受けるためには定期的なメンテナンスを受けていることを条件としている歯科医院がほとんどです。
万が一のときに保証が受けられるように、事前に保証条件を確認しておくとよいでしょう。
先にも述べた通り、喫煙は骨との結合を阻害したりインプラント周囲炎のリスクを高めたりする原因となります。喫煙によって歯が抜け落ちる可能性がありますので、禁煙するのが理想です。
口内には必ずバイ菌がいます。多い人もいれば少ない人もいるなど個人差はありますが、口の中のバイ菌が0という方はいません。
バイ菌は甘いものや炭水化物に含まれる糖を餌に繁殖します。口の中に糖が入ると、30分で2倍のペースで増え続けます。口の中に糖が入って歯磨きをせず7時間が経過すると、1匹のバイ菌が1000匹に増加するのです。
バイ菌は毒素を作り出し、虫歯を発生させたり歯周病で顎の骨を溶かしたりします。問題は口内だけに留まらず、増加したバイ菌が腸から吸収されて全身に回ると、多くの生活習慣病のリスクを高めます。認知症のリスクが高まることも分かっており、将来認知症にならないためには口内の菌を減らしておくことが重要と言えます。
過去、食後すぐに歯磨きするのは望ましくないとされていたこともありましたが、現在では否定されています。そのため、食後は歯磨きをして口内を清潔にし、細菌の数を減らしましょう。
食後の歯磨きで90%、うがい薬やスプレーの使用で50%、無糖の飲み物(お茶やお水、ブラックコーヒーなど)を飲むと30%、口内の細菌を減らせます。
間食もバイ菌を増加させる原因になります。毎日3食以外に間食も摂る方は、間食後も歯磨きを実施しましょう。
歯磨きの回数を減らしたいという方は、間食を食後すぐに行うと良いでしょう。食後すぐに甘い食べ物や飲み物を摂って、その後に歯磨きをしてください。
食後に歯磨きをするのが難しい場合は、無糖の飲み物や無糖に近いものを摂るようにしましょう。この習慣を身につけることができれば、虫歯や歯周病だけでなく、生活習慣病や認知症のリスクも大きく下げられます。
では、インプラントが脱落したときには、どのように対処したらよいのでしょうか。
被せ物が外れた際には、外れた人工歯を紛失しないように保管することが大切です。このとき、むき出しになった土台部分には指や舌で触れないようにしましょう。
なお、そのまま元に戻して使おうとすると、被せ物の破損を招く恐れがあります。必ず治療をうけた歯科医院を受診するようにしてください。
アバットメントとは、人工歯根と被せ物をつなぐパーツのことです。アバットメントが外れた場合は人工歯根がむき出しの状態になりますので、できるだけ早めに歯科医院へ受診しましょう。
このとき、アバットメントや被せ物が破損していた場合には、パーツの取り替えが必要になることも考えられます。
人工歯根が抜け落ちた場合には、すべてのパーツをしっかりと保管することが大切です。このとき、元に戻そうとしたり抜け落ちた部分に触れたりすると、細菌感染を引き起こすことがあります。
場合によっては、インプラントを元に戻せなくなることもありますので、むやみに触らないように心がけできるだけ早めに歯科医院を受診しましょう。
インプラントは、定期的なメンテナンスや毎日のケア次第では20年以上も寿命を維持することが可能です。
しかし、毎日のケアを怠ったり喫煙を続けていたりする場合には、寿命が短くなることも考えられるでしょう。
インプラントを検討されている方は、札幌市白石区平和通にある歯医者「平和通り歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院は、虫歯治療などの一般歯科からインプラントまで、10年後、20年後の健康と笑顔のために歯科医療に取り組んでいます。診療案内ページはこちら、インターネット予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。
医療法人平和通り歯科医院は10年後、20年後の健康と笑顔のために、これからも皆様にとって良質な歯科医療に取り組んでいます。ご予約・ご相談はお気軽にどうぞ。
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